SSDは持ってない訳じゃなくて、ノートパソコンではSSDの恩恵を受けており、デスクトップPCも作業用ドライブとしてSSDを使っています。
デスクトップは
Cドライブ:HDD システム、プログラム用
Dドライブ:HDD プログラム用
Eドライブ:SSD 作業用データ入れ、一時保管用
Windowsだけ入れるので、128GBや256GB以下の小容量SSDを購入を検討しています。
480GBくらいのHDD買えよって言われるかもしれないけど今の自分には必要ではないです。
将来Windows UP DATEで容量が足りなくなったとしても、その頃にはPCも更新してM.2ドライブ対応のマザーボードになっているだろうし、作業用データ用ドライブとして使えるので小容量でいいんです。
これから128GBや256GBの小容量SSDを買う人がいたら一緒に悩めるようにブログに書き記しておきます。
自分のPCにSSDが対応しているかどうか調べる。接続形式、種類について
SSDにはSATA(さたorえすあた)、M.2(えむどっとつー)の規格があります。ネットブックに使われているmSATAとかmicroSATAなんてものもあるあらしいですが特殊なので省きます。
詳しいことがわからない人はこう覚えましょう。
・デスクトップPCはSATAタイプのSSDを買う。
・ノートPCはHDDがついているタイプならSATAタイプのSSDが取り付けられる。
ノートPCでもデスクトップPCでも同じです。
ノートPCでもHDDがついてないタイプがあります。交換できない(基板に半田付けされている)タイプかもしれませんのでご注意を。
デスクトップでもM.2を取り付けるスロットがついているものもあるらしいです。
QLC、MLC、TLCってなんだ?
SSDといっても接続タイプや容量以外にチップの違いがあります。
チップというのはデータを保管する部品のことです。
SSDの世界には高級、普通、格安のチップ(部品)があります。
大雑把に分けるとMLC(えむえるしー)、TLC(てぃーえるしー)、QLC(きゅーえるしー)です。
高級・・・MLC(えむえるしー)
普通・・・TLC(てぃーえるしー)
格安・・・QLC(きゅーえるしー)
この値段の差は寿命の長さと書込み速度の違いです。
寿命といっても電源を入れている長さではありません。
データの書き込み回数の差です。
だから5年たったから交換が必要だという訳ではないんです。
1年で書込みが1万回、5年で1万回は同じことなのです。
ちなみに最高級ランクにSLCというタイプもありますが、こんなページを見ている人には関係ないチップの話だと思うし、速度に関しても同じことですので割愛します。
SSDの寿命 書込み回数の違い
これは一般的に言われていることであって、メーカーの仕様によって寿命は異なります。
チップによる書き換え上限目安といわれているのがこちらになります。
MLC・・・1万回
TLC・・・3000回
QLC・・・1000回
QLC全然ダメじゃん!って思った人いますか?
安く売られているの全部QLCなんでコスパ求める人は諦めるか、特売のTLCが出るまで待つかしてください。
QLCもTLCも似たような価格なので、心配な人はTLCを選べばいいし、それでも心配な人はMLCのSSDを買ってください。
この回数はセル(部品の中の沢山ある区切られたデータ保管庫の呼び名、チップの中にはセルが沢山詰まっています)一か所辺りの書き込み回数です。
一か所を徹底的に書き込む訳ではなくて、全体的にまんべんなく書込みを行います。
メーカーは目安としてデータをどれくらい書き込むと寿命なのか公表しています。
それがTBW(Total Byte Written / トータルバイトリトゥン)というものです。
参考までにAdata Ultimate SU650のTBWは120Gモデルで70TB、240GBモデルで140TBとなっています。
CrucialBX500のTBWは120GBモデルで40TBW少ないと思いましたか?ちなみに21GBを5年間毎日書き込むと40TBWに達します。スマホでペットの動画(1GB)を1日1本撮ったとして、383,250本保存すると壊れる計算になります。38万本となると1050年かかりますが(笑)
TBWの表記はメーカーの製品に対する自信の表れといっていいでしょう。
もしメーカーの製品のページにTBWの表記がない、データシートもない。
そういう製品は察してください。
TLC、QLC、MLCの見分け方
製品のページに大抵記述があります。記述がなければQLCでしょう。
だってTLCとかMLCだったら1000000%絶対に表示します。その方が売れるから。
記述がない不誠実な製品をあえて選ぶなら、安いのにしましょうね。
普通の値段ならチップタイプやTBWが書いてある方を選びましょう。
MLC採用!なんて書いてあっても、実はキャッシュに少し使われているだけでQLCなんて製品もあります。
安易に飛びついてはいけません。パソコンショップだとそういう売り方はしてないですけどね。通販サイトだと煽って書いてるところもあります。
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